オイシルでキャリアアドバイザーとして活躍する菅井将吾さん。アパレル業界から人材業界へ転身し、現在はチームを持ちながらマネジメントも担当しています。
「仕事をしていて楽しい」と語る菅井さんは、オイシルの成長を肌で感じながら日々奮闘中。アパレル業界で培った接客スキルを活かし、求職者に寄り添ったキャリア支援を行っています。
今回のインタビューでは、キャリアの変遷から現在の仕事、そしてオイシルの魅力まで幅広くお話を伺いました。転職を考えている方はもちろん、キャリアアドバイザーの仕事に興味がある方にもぜひご一読いただきたい内容です。
- 名前:菅井 将吾(すがい しょうご)
- 出身:東京
- 趣味:ゲーム、映画・ドラマ・アニメ鑑賞、スパ巡り、料理作り
- 好きな食べ物:ソーセージ(シャウエッセン)、さんま(焼き)
洋服好きが高じてアパレル業界へ
——菅井さん、簡単な自己紹介と経歴を教えてください。
菅井: 菅井将吾です。今年で37になります。オイシルでは主に営業で人材の紹介をさせていただいており、現在はチームを持って、部下が2名ついてマネジメントもさせていただいています。
経歴としては、4年制の専門学校を卒業してからアパレルの業界で約7年弱勤め、その後、人材紹介会社を3社経験して、今で8年ほど人材業界で働いています。

——アパレル業界で働こうと思った理由は何だったんですか?
菅井: もともと洋服が好きというところがあったんです。専門学校時代、周囲の人たちがあまり身なりを気にしない中で、自分自身はちゃんとしたいという思いがあり、洋服に目覚めました。
当時はゲーム会社への就職も考えていましたが、インターンを経験してみると、ブラック企業が多く、自分の思うような仕事ができないと感じました。それで、趣味でもある洋服を仕事にしたいと思い、アパレル業界に入りました。
アパレルは未経験からのチャレンジでしたが、学生時代から友人や同級生に「どんな洋服が似合うか」などと相談されることが多かったので、それを仕事にできるんじゃないかと思ったんです。
経歴
- 2011年…大手アパレルショップ店員
- 2017年…福祉業界に特化した人材紹介会社の営業
- 2020年…食品業界に特化した人材紹介会社の営業
- 2022年…株式会社オイシル
結婚を機に人材業界へ転身
——アパレル業界から人材業界へ転身した理由は何だったんですか?
菅井: 大きな理由は環境の変化、簡単に言えば結婚ですね。結婚を機に、アパレル業界の収入面では生計を立てるのが難しいと感じました。
アパレル業界では接客という経験はありましたが、自信を持ってできるような技術やスキルが身についているとは感じられませんでした。将来的に自分の力になるような仕事、特に営業職を探していたんです。
そんな中、人材紹介会社の方から「こういう業界もありますよ」と紹介されたのが、今の人材紹介の仕事でした。自分のキャリアを考えて転職したのが、キャリアアドバイザーになったきっかけです。
アパレル業界とキャリアアドバイザーの仕事の違い
——キャリアアドバイザーの仕事とアパレルの仕事で、大きな違いは何でしたか?
菅井: 最も大きな違いは「相手の顔が見えない」ことでした。アパレルでは、お客様の表情や反応を見ながら接客できましたが、キャリアアドバイザーは主に電話やメールでのやりとりになります。
相手の声色だけで、どんな表情で、どういう思いで話しているのかを想像しなければならず、最初はすごく不安でした。
そのため、接し方も変わりました。アパレル時代は相手の見た目でフランクさや丁寧さを判断していましたが、キャリアアドバイザーになってからは、まずは丁寧に接することを心掛けるようになりました。手に入る情報の差が大きかったですね。

キャリアアドバイザーとして理想の職場を求めて
——オイシルに入社する前に、二社ほど人材紹介会社を経験されていますが、転職をした理由は何だったんですか?
菅井: 1社目は収入面では非常に良かったのですが、代表の方の事業に対する不透明さや将来性に不安を感じたのが理由です。
2社目は、入社前に「ツールの管理や仕組み作りの経験を活かせる」と聞いていたのに、実際は営業の仕事だけだったんです。将来生かせるようなスキルを学べないと感じ、さらに収入面も下がったので、転職を考えるようになりました。
キャリアアドバイザーとして働く中で、「ちゃんと稼げて、かつ楽しんで仕事ができる環境」を求めていました。それがオイシルへの転職につながったんです。

オイシルへの入社とその魅力
——オイシルに入社した動機や、実際に働いてみての感想を教えてください。
菅井: オイシルへの入社は、私が社員1号という形だったので、「0から作っていける」という環境に魅力を感じました。また、子供や妻がいる私の生活環境をすべて理解してくださる葛川さんの姿勢も決め手でした。

0から作るという不安は全くありませんでした。私自身も紹介ビジネスの経験があり、葛川さんもしっかりとした経験をお持ちだったので、むしろチャレンジ精神で「伸ばせるだけ伸ばしてみよう」という気持ちでした。
実際に入社してみると、キャリアアドバイザーの仕事だけでなく、クレジットカードの営業など新しい商材の経験もさせていただきました。大変でしたが、これが今の私の経験値となり、様々な企業とお話しするきっかけにもなりました。
オイシルの働きやすい環境と仕組みづくり
——環境面や仕組みづくりについて、どのような印象を持っていますか?
菅井: オイシルでは、私の生活環境の変化にも柔軟に対応していただけたので、非常に助かりました。また、仕事に必要なツールや仕組みづくりも葛川さんが率先して整備してくださったので、安心して働くことができています。

私自身も「書籍購入制度」を提案し、導入していただきました。自分が興味を持ったり、新しい知識を身につけたいときに本を購入できる制度です。他にも、顧客管理システム(kintone)の必要項目などを提案し、形にしていただきました。
最初は顧客管理システムのデータ整備が不十分で、テキストデータの検索がうまくいかないなど使いづらさはありましたが、少しずつ改善されてきています。
オイシルの強みと成長
——他の人材紹介会社と比べて、オイシルの違いや強みは何だと思いますか?
菅井: オイシルの大きな強みは、まず業界知識の豊富さです。葛川さんの水産商社での経験から得た知識が共有されるので、業界知識が浅い方でも安心して働けます。新しい情報も素早く取り入れられるのは、他の専門会社と比べても負けていないと思います。
また、求職者に対する姿勢も違います。他の人材紹介会社では他社の悪口を言うこともありますが、オイシルでは「今のあなたが本当に転職すべきなのか」という視点で、求職者に寄り添ったアドバイスができています。

さらに、仕組みづくりを常にアップデートしていることも強みです。他社では抵抗感やコスト面から新しい取り組みを見送ることもありますが、オイシルでは「まずやってみよう」という考え方で臨機応変に対応できています。
——オイシルの成長を実感する場面はありますか?
菅井: 最も実感するのはオフィスの拡大です。最初は1人席を葛川さんと2人で使うような狭い環境でしたが、次のオフィスも8人が限界の詰め詰めの状態。それが今では50人ぐらいが入るオフィスに移転できたことは、非常に嬉しく思います。この成長がやりがいにもつながっています。
オイシルの課題と今後の展望
——オイシルがまだ改善すべき点や課題はどこにあると思いますか?
菅井: いくつか課題はありますね。まず、契約いただいている企業様へのご案内がまだ十分にできていない点です。特に難しいエリアや新しい企業様への対応は、もっと努力が必要だと感じています。
また、マネジメント面の整備も課題です。現在キャリアアドバイザーが9名いますが、これからさらに増えていくと思うので、それに合わせたオペレーションやマネジメント体制の構築が急務です。
それから、ミッション・ビジョン・バリューの浸透も課題として認識しています。これは多くの会社が苦労している部分でもありますが、オイシルも最重要課題として取り組んでいるところです。
ただ、これらの課題があるからこそ、会社はまだまだ伸びしろがあると感じています。今いるメンバーも「まだ完成していない会社」という前提で入社してくれているので、これからの成長を一緒に楽しめる環境だと思います。
オイシルでは一緒に働ける仲間を募集中です

——最後に、このインタビューを見ている方へメッセージをお願いします。
菅井: オイシルは一言で言えば「楽しい」です。営業の仕事をしていて楽しいと感じられる環境って、そう多くはないと思います。
私たちは従業員同士の絆や関係性を大事にしているので、仕事に対して前向きに取り組める環境ができています。これがオイシルの最大の魅力だと思います。
「こういうスキルを身につけたい」「営業の経験を積みたい」という方にも、楽しみながら成長できる環境を整えていますので、ぜひオイシルに興味を持っていただければと思います。率先して意見を挙げてくれるような方も大歓迎です。
ぜひ一緒に成長していきましょう。
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