群馬県のスーパー4選!エリア別の主要ローカルチェーンを紹介

群馬県のスーパー4選!エリア別の主要ローカルチェーンを紹介
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この記事の監修

監修者のアバター       葛川英雄      

水産市場の競り人、生鮮食品業界、人材業界で培った豊富な経験を持つ食のプロフェッショナル。現在は株式会社オイシルの代表取締役として、10年以上の業界経験を活かし、生鮮業界やスーパーマーケット業界の発展に貢献しています。

群馬県の食生活を支える地域密着型スーパーマーケット。車社会の群馬県では、ロードサイド型の大型店舗が主流となり、各エリアに根ざした独自の発展を遂げたローカルスーパーが活躍しています。

今回は、店舗数や売上高などの客観的データをもとに、県央・東毛エリアから主要なスーパーチェーン4社をご紹介します。

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目次

群馬県のスーパー業界の特徴

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群馬県のスーパー業界は、車社会を背景としたロードサイド型店舗展開が特徴的です。前橋市・高崎市を中心とした県央エリアには大型ショッピングモールやスーパーセンターが集積し、激しい競争が繰り広げられています。

全国チェーンが進出する中、群馬県発祥のローカルスーパーが地域密着戦略により持続的な成長を実現しています。特に、地元産品の積極的な取り扱いや、群馬県特有の食文化(こんにゃく、小麦製品など)を反映した商品構成が、地域住民からの高い支持につながっています。

また、広大な駐車場を完備した大型店舗が主流で、週末には家族連れでまとめ買いをする光景が一般的です。これらの企業が全国チェーンとの競争に勝ち続ける理由は、地域特性への深い理解と、きめ細やかなサービスにあります。

群馬県主要スーパー4選 一覧表

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群馬県内で地域に根ざした主要スーパーマーケット4社を一覧表でまとめました。とりせん、フレッセイ、ベイシア、ツルヤは、それぞれ県内で広く店舗展開し、地元の食生活を支えています。

ここでは各社の本社所在地、店舗数、最新の年商、公式サイトなどの基本情報を比較できます。店舗数や年商規模を見ると、各社の事業展開の特徴が見えてきます。

スーパー名住所電話番号店舗数最新の年商公式サイト運営会社
とりせん(本社)群馬県館林市下早川田町700番地0276-72-888862店舗975億円(2025年2月期)https://www.torisen.co.jp/株式会社とりせん
フレッセイ(クラシード若宮店)群馬県前橋市若宮町1-5-1027-231-5555約50店舗808億円(2024年3月期)https://www.fressay.co.jp/株式会社フレッセイ
ベイシア(前橋みなみモール店)群馬県前橋市新堀町893027-210-0888約140店舗3,418億円(2025年2月期)https://www.beisia.co.jp/株式会社ベイシア
ツルヤ(前橋南店)群馬県前橋市公田町668-1027-210-2211群馬県内5店舗(全体42店舗)1,392億円(2024年6月期)https://www.tsuruya-corp.co.jp/株式会社ツルヤ

とりせんは群馬県内で62店舗を展開し、地域密着型のスーパーとして親しまれています。フレッセイは約50店舗、ベイシアは約140店舗と大規模展開を行い、ツルヤは群馬県内に5店舗ながら、長野県を含めた全体で42店舗を運営しています。

年商規模ではベイシアが3,418億円と最大で、とりせんが975億円フレッセイが808億円ツルヤが1,392億円となっており、それぞれ地域のニーズに応じた事業展開を続けています。

東毛エリア:館林発祥の地域密着チェーン

株式会社とりせん

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公式サイト

https://www.torisen.co.jp

基本情報

  • 店舗数: 62店舗(群馬、栃木、茨城、埼玉に展開)
  • 年商: 975億円(2025年2月期)
  • 従業員数: 正社員約400名、パート約1,200名
  • 創業: 1948年2月
  • 代表店舗: 本社・流通センター(群馬県館林市下早川田町700番地)

特徴と強み

館林市発祥で創業77年の歴史を持つ地域密着企業として、北関東を中心に店舗を展開しています。鶏卵類卸業からスタートした背景から、鮮度にこだわった生鮮食品の提供を最大の強みとしています。

特に国産牛肉は「個体識別番号」で詳細な履歴が検索可能で、安心・安全にこだわる顧客から高い評価を得ています。地元の新鮮な野菜や果物、魚介類、精肉の品質管理にも徹底的にこだわり、地域住民に長く親しまれています。

環境への取り組みも積極的で、2010年には環境マネジメントシステム「エコアクション21」を全店舗で取得。太陽光発電システムを設置した城西の杜店の開店や、移動スーパー「とくし丸」の運営など、地域のライフライン機能を重視した店舗運営を展開しています。

2023年にはネットスーパーサービスも開始し、時代のニーズに合わせたサービス拡充を進めています。群馬県と地域活性化包括連携協定を締結するなど、地域社会との強い結びつきが同社の大きな特徴です。

県央エリア:北関東初のスーパーマーケット

株式会社フレッセイ

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公式サイト

https://www.fressay.co.jp

基本情報

  • 店舗数: 約50店舗(群馬、埼玉、栃木に展開)
  • 年商: 808億円(2024年3月期)
  • 従業員数: 正社員727名、パート・アルバイト4,475名
  • 創業: 1950年11月(1958年に北関東初のスーパーマーケット開店)
  • 親会社: アクシアル リテイリング
  • 代表店舗: クラシード若宮店(群馬県前橋市若宮町1-5-1)

特徴と強み

1958年に北関東初のスーパーマーケットを開店した歴史ある企業として、群馬県前橋市を中心に地域密着型の店舗展開を行っています。「自然、そしてあなたがたいせつ」のスローガンのもと、地域に根ざした経営を長年にわたり実践してきました。

自社の物流センターからの直接配送体制を構築することで、中間マージンを削減し、「えっ安い!」をキャッチフレーズとする価格競争力を実現しています。また、生産者とのつながりを大切にし、地元食材の積極的な取り扱いで差別化を図っています。

特筆すべきは、地元名産品や人気店とのコラボ商品の充実です。行列必至の名店「永井食堂」のもつ煮、群馬県民のソウルフード「登利平」の鶏めし重など、地元で愛される味をスーパーで手軽に購入できる点が高く評価されています。

2013年にアクシアル リテイリングと経営統合し、新潟県の原信・ナルスとともに6県にまたがるスーパーマーケットグループの事業会社として新たなスタートを切りました。CGCグループ加盟による全国水準の商品調達力と、地域密着の商品構成を両立させています。

前橋みなみモール店のような巨大な敷地を誇る店舗から、地域に密着した小型店舗まで、多様な業態で群馬県民の生活を支えています。

県央エリア:群馬発祥の大型チェーン

株式会社ベイシア

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公式サイト

https://www.beisia.co.jp

基本情報

  • 店舗数: 約140店舗(東日本15都県に展開)
  • 年商: 3,418億円(2025年2月期)
  • 従業員数: 正社員1,816名、パート・アルバイト9,699名(8時間換算)
  • 創業: 1997年3月(前身のいせやは1959年創業)
  • 本社: 群馬県前橋市亀里町900(ベイシアビジネスセンター)
  • 代表店舗: ベイシア前橋みなみモール店(群馬県前橋市新堀町893)

特徴と強み

群馬県伊勢崎市で創業した「いせや」から発展し、「より良いものをより安く」を理念に掲げる大型スーパーセンターチェーンです。ベイシアグループ(カインズ、ワークマンなど)の中核企業として、グループ全体で1兆円超の売上規模を誇る巨大流通企業グループを形成しています。

自社ブランド「ベイシアプレミアム」の開発に力を入れ、驚異的な価格設定で消費者の支持を集めています。まろやか絹ごし豆腐31円、静岡茶600ml 54円など、他社では実現困難な低価格を実現。価格だけでなく原料も厳選し、品質と価格の両立を追求しています。

群馬県内には全140店舗のうち44店舗を展開し、県内最大級の店舗網を持ちます。特に前橋みなみモール店は巨大な敷地と充実した品揃えで県内屈指の集客力を持ち、週末には県内外から多くの買い物客が訪れます。

食品から衣料品、日用雑貨まで幅広い品揃えと、広大な駐車場を備えたワンストップショッピングが可能な店舗づくりが特徴です。群馬県産小麦粉「つるぴかり」を使用した生うどんや、名物の牛プルコギなど、地域性を反映した商品も充実しています。

ロードサイド型の大型店舗を中心に、スーパーセンター、フードセンター、スーパーモールなど、地域のニーズに応じた多様な店舗形態を展開しています。

県央エリア:長野から進出の高品質路線

株式会社ツルヤ

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公式サイト

https://www.tsuruya-corp.co.jp/

基本情報

  • 店舗数: 42店舗(長野県37店舗、群馬県5店舗)
  • 年商: 1,392億円(2024年6月期)
  • 従業員数: 5,629名
  • 創業: 1892年(明治25年)
  • 本社: 長野県小諸市
  • 代表店舗: ツルヤ前橋南店(群馬県前橋市公田町668-1)

特徴と強み

長野県小諸市で創業130年超の歴史を持ち、2020年に群馬県へ初の県外進出を果たした高品質スーパーマーケットです。海産肥料商からスタートし、1960年に小諸市で初となるスーパーマーケットを開店した歴史があります。

野菜は契約農園から直送、肉は店内作業室で加工するなど、鮮度と品質へのこだわりが最大の特徴です。バナナ一つをとっても、通常の商品に加えて国産の契約農家から仕入れた有機栽培バナナを常時取り揃えるなど、品揃えの充実度が際立っています。

約1,300点に及ぶオリジナル商品(PB)は安心・安全・おいしいと三拍子揃い、全国的にファンを持ちます。特にジャム、ドレッシング、調味料などの加工食品は、地元企業とのコラボレーション製品やこだわり素材を用いた商品が豊富で、お土産としても高い人気を誇ります。

群馬県の店舗では群馬県産の商品を多数陳列することでローカライズを図り、地域に根差した品揃えを実現しています。2020年11月の前橋南店オープン時には、開店前から長蛇の列ができ、駐車場がほぼ満杯になるほどの人気を集めました。

徹底した店舗標準化による経営効率向上の取り組みと、独自性の高いPB開発により、長野県内最強の小売企業として君臨。群馬県でも年1~3店舗のペースで出店を続け、将来的には群馬県内の売上高を長野県内と同規模にすることを目指しています。

レジの接客対応の素晴らしさも特筆すべき点で、年配のお客には商品を袋詰めテーブルまで運び、後ろに人が並んでいなければレジ袋に商品を入れるなど、きめ細やかなサービスが評価されています。

まとめ

今回ご紹介した4社は、総売上高約6,600億円規模で群馬県のローカルスーパー市場の大部分をカバーしています。これらの企業が地域で強い支持を得ている理由は以下の通りです。

1. 地域特性への特化 車社会の群馬県に最適化したロードサイド型店舗展開と大型駐車場の完備により、家族連れのまとめ買い需要に対応

2. 地元密着の商品構成 群馬県産の農産物、こんにゃく、小麦製品(うどん)など地域特産品の充実した品揃えと、地元名店とのコラボ商品の開発

3. 独自性の高いサービス とりせんの移動スーパー「とくし丸」、フレッセイの地元名店コラボ、ベイシアの驚異的な低価格PB、ツルヤの高品質オリジナル商品など、各社が明確な差別化戦略を展開

4. 客観的な事業基盤 売上高、店舗数、従業員数などの客観的データに基づく安定した事業規模の確保により、持続的な成長を実現

群馬県のローカルスーパーは、地域に根ざした経営戦略により、住民の生活インフラとして不可欠な存在となっています。全国チェーンとの激しい競争の中でも、地域特性を深く理解し、きめ細やかなサービスを提供することで、確固たる地位を築いています。今後も地域の食文化を支え続ける、これらの企業の動向に注目していきたいと思います。

※本記事の情報は2025年時点のものです。最新の店舗情報については各社の公式サイトをご確認ください。

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