飲食店の副店長から単身カナダへ渡航し、貿易事務、福島でのアートワークショップ開催を経てオイシルへ入社した高橋彩香さん。「まずやってみる」を信条に生きてきた彼女が、なぜ人材業界を選び、キャリアアドバイザーとしてどんな仕事と向き合っているのか。その人生観と仕事への姿勢を語っていただきました。
これまでの経歴

プロフィール
- 名前:高橋礼華
- 年齢:30歳
- 出身:福岡県
- 現住所:東京都
──自己紹介と、これまでの経歴を教えてください。
高橋:高橋彩香です。現在30歳で、福岡県出身、今は東京に住んでいます。経歴は少し変わっていて、最初は飲食店に約4年間勤めて副店長をやっていました。その後、単身でカナダに2年間渡航して現地でも飲食の仕事をしながら生活して、帰国後は東京で貿易事務に携わりました。その後、パートナーの都合で福島に移って、アクセサリーの販売やアートのワークショップを企画・開催して、最終的に東京に戻ってオイシルに入社したという流れですね。
──かなりユニークな経歴ですね。飲食からカナダに渡ろうと思ったきっかけは?
高橋:元々、18歳のときに学校の研修でイタリアに行ったんです。写真で見るのと実際に自分の目で見て感じるものって全然違くて、すごく感激して。いつか海外に住んでみたいという気持がずっとあったんです。飲食店で働いているうちに、インバウンドのお客さんが多くて、何を言ってるかわからないことも多くて、少しでも喋れるようになりたいなという気持ちも重なって、タイミングが来たので行ってみました。
──なぜカナダだったんですか?
高橋:英語圏で絞って、カナダ・オーストラリア・イギリスなどを調べていたんですが、モントリオールという都市の街並みが少しヨーロッパっぽくてすごくいいなと思って決めました。結果的に第一言語がフランス語の都市だったので英語だけじゃなくてフランス語も少し勉強できて、面白い体験でした。
──実際に渡航してみてどうでしたか?
高橋:英語力はほぼゼロで行ったので、けちょんけちょんにされましたね(笑)。本当に中学・高校の英語も赤点レベルで、それなのになぜか自信満々に行ってしまって。着いてすぐにも合流するはずの人と会えなくて、空港で外国人のエージェントの方と延々とウロウロして。結局、現地の人がジェスチャーで助けてくれてなんとかなりましたけど、家探しも仕事探しも人脈もゼロからのスタートで本当に大変でした。でも、みんなに助けられてなんとかやってこれたという感じです。
なぜ人材業界へ、なぜオイシルへ

──帰国後の貿易事務から、なぜ人材業界に転向したんですか?
高橋:飲食店という現場の仕事が長かったので、コロナをきっかけにスキルをつけたいと思って貿易事務に入ったんです。でも実際にやってみると、言われたことを正確にこなすのが仕事で、お客さんと接してきた自分としては面白みがないなと感じてしまって。もっとダイレクトに人と関わりながら、パソコンスキルも活かせる仕事を探していたときに、人材業界というものを見つけて、なんか自分に合いそうだなと思って応募しました。
──その中でオイシルを選んだのはなぜですか?
高橋:食に携わる業界の人材紹介というところで、飲食店出身の自分として親しみがあったのはもちろんあるんですが、一番の決め手は面接ですね。それまでの就活って、自己紹介・志望動機みたいなベーシックな質問に答えるだけのことが多かったんですが、葛川さんとの面接は2時間以上かけて、すごく深く掘り下げてもらったんです。自分のことをちゃんと知ろうとしてくれている会社だなと感じて。途中で「覚悟が足りてないんじゃないですか」と確信めいたことを言われたりもして、こういう環境だったら成長できそうだなと純粋に思いました。
──2時間の面接というのはかなり印象的ですね。
高橋:後から聞いたら、私が社内最長らしいです(笑)。面接というより、すごく深い会話をした感じでした。他の会社だとここまで追求して聞かれることがなかったので、その分これから求められるものも相当あるんだろうなと、逆に面白そうだなと思えたんです。
入社後のギャップと成長

──入社してみてどんなギャップがありましたか?
高橋:一番大きかったのは、仕事の難しさです。入社前は、悩みを聞いてその人に合ったプランを提示する仕事だから、人と話すのが好きな自分にはいけるだろうと思っていたんです。
ところが実際にやってみると、求職者さんが話してくれることが全部本音ではなかったりするんですよ。口では言っていない本当のインサイトを掘り起こして、「あなたの悩みって実はこういうことですよね」と気づいてもらう作業が必要で。カウンセリングに近いけど、もっと複雑で、正解がないからこそすごく難しい。単純に喋るのが得意というだけではどうにもならないと痛感しました。
──会社へのギャップはどうでしたか?
高橋:そちらはあまりギャップがなかったですね。入る前からみんな仲がよさそうだなという印象があって、入ってみたら本当に仲がよくて。営業職の人が多いからか、あっさりしていて清々しいというか、人間関係のストレスをあまり感じないです
。強いていえば、まだスタートアップ段階なので、やり方が決まっていることが少なくて、自分で考えて動かないといけない場面が多いというのはあります。ただ、それはある意味面白さでもあると思っています。
──入社後の成長を感じているところは?
高橋:物事を発言するときに根拠を持てるようになったことですね。以前は直感的にこう思うというような話し方をしていたんですが、今は「こういう理由があるからこうなんです」と根拠を持って提案できるようになってきました。あとは逆算思考と、スケジュール管理の能力も明らかに上がったと感じています。まだまだですけど、日々成長しているなという実感はあります。
今後のキャリアと向いている人へ

──今後のキャリアプランを教えてください。
高橋:まずは売上目標を達成し続けることを半年は続けるのが目先の目標です。その上で、人に教えられる立場になることが次のステップかなと思っています。
将来的には組織の動きやポジション配置みたいなことにも興味があって、人事や組織改革のようなところも面白そうだなと感じています。ただ、まずは今目の前のことで精いっぱいなので、一つひとつやっていく感じです。
──最後に、オイシルへの入社を考えている人にはどんな人が向いていると思いますか?
高橋:成長意欲がある人、何でもやってみたいという気持ちのある人が向いていると思います。法人対応も求職者対応も両方あって、これからポジションも増えていくと思うので、いろんなことに挑戦したい人にはいい環境だと思います。あとは、自分で考えて動けるタイプの人。「こう思うんですがどうですか」とぱっと提案できる人は、すごく合うんじゃないかなと思います。
──入社を考えている方へ一言お願いします。
高橋:思ったより大変です(笑)。でも毎日自分の成長を感じられる環境なので、本当に成長意欲のある方にはすごくおすすめです。みんな優しくて何でも聞いたら教えてくれる先輩ばかりなので、ぜひご入社お待ちしています。
編集後記:インタビュー中、高橋さんは「まずやってみる」という言葉を何度も口にしていました。カナダ渡航も、アートワークショップも、そして人材業界への転身も、すべてその一言に凝縮されている気がします。やる前の不安とやってみてからの課題は全然違う、だからまずやる。その姿勢が、キャリアアドバイザーとしての仕事にも確実に活きているのだろうと感じました。


