高校卒業後、工場勤務を経て服飾専門学校に進学し、大手アパレルで9年間経験を積んだ熊谷直樹さん(46歳)。コロナの影響で転職を余儀なくされ、その後のスーパー勤務でも休日の呼び出しなど労働環境に悩んでいました。
同僚の紹介でオイシルキャリアを知り、わずか2週間で現在の大手スーパーの青果部門への転職を成功。現在は職場の野球チームにも参加するなど、充実したワークライフバランスを実現しています。異業種からの転職成功まで、詳しくお話を伺いました。
今回は熊谷様にオイシルのオフィスにお越しいただき、オイシルメディア編集部メンバーと座談会形式で実施いたしました。

これまでの経歴

——熊谷さん、まずは簡単に自己紹介をお願いします。
熊谷さん: 神奈川県から来ました、熊谷直樹と申します。46歳になります。趣味は洋服が好きで、最近は古着なども集めています。
——古着がお好きなんですね。これまでの経歴を教えてください。
熊谷さん: 高校卒業後、工場で9年ほど働いていました。その後、服が好きだったので専門学校の服飾科に夜間で通って、卒業後は大手アパレル店で働いていました。2019年に会社が撤退してしまい、コロナ前に職を失う形になりました。
コロナになってアルバイト探しも大変で、何でもいいからやってみようということでスーパーの仕事を紹介してもらい、前職の会社で5年ほど働いていました。
——なるほど、アパレルから食品スーパーへと業界を変えられたんですね。
転職のきっかけ

——その前職を辞められた理由は何だったのでしょうか?
熊谷さん: 休みの日に電話がかかってきて呼び出されることが何回もあったんです。休みは週2回もらっていたのですが、急に電話して「何やってたんだよ」みたいに言われることがあって、これはやめようかなと思いました。
——それはつらいですね。残業はどうでしたか?
熊谷さん: 残業はそれほどありませんでした。スーパーは8時までで、閉店作業があっても9時頃には帰れていました。ただ、休みの日の呼び出しが精神的にきつかったですね。
——休日に呼び出されるのは確かに精神的にきついですよね。
オイシルキャリアとの出会い

——オイシルキャリアを知ったきっかけは?
熊谷さん: 一緒に働いていた同僚が辞めることになって、その人から「こういうのがあるんだよ」と紹介してもらいました。その方もオイシルキャリアを使って転職に成功していたので、使ってみようと思いました。
——実際に成功した人からの紹介だと説得力がありますね。他の転職サイトも使われていましたか?
熊谷さん: indeedなどは使っていました。でも、そんなに甘くなかったですね。職種も特に絞らずに、とりあえず何かやりたいという感じで探していました。
——そうした中で、オイシルキャリアのサポートはいかがでしたか?
熊谷さん: 葛川さんが担当してくれました。本当に全部やってくれたんです。履歴書や職務経歴書も作ってもらって、面接でこういう質問をされたらこう答えてくださいというアドバイスまで、すべてサポートしてもらいました。
——それは手厚いサポートですね!
転職プロセス

——転職活動はどのように進みましたか?
熊谷さん: 応募は現在の会社1社だけでした。紹介してもらって面接を受けたら、そのまま内定をもらって、1週間くらいで決まりました。面接は2回受けましたが、2週間ぐらいでトントン拍子に進みました。
——すごいスピードですね!青果部門の経験はあったのですか?
熊谷さん: 前職のスーパーでも青果を担当していたので、基本的には同じ仕事だと思いました。経験があったので、会社も良さそうだし内定を承諾しました。
転職による変化

——転職の決め手となったポイントは何でしたか?
熊谷さん: 給料が上がったことが大きかったです。前職の給料から年収ベースだと70万円ぐらい上がった計算になります。これが一番大きな要因となった気がします。
——それはすごい上がり幅ですね!残業や通勤はいかがですか?
熊谷さん: 残業は月70時間ぐらいありますが、残業代もしっかりついています。また、今の会社は車通勤ができるようになったので、電車での遠回り通勤と比べて非常に楽になりました。
現在の職場について

——現在の職場での1日の流れを教えてください。
熊谷さん: 早番の日は朝から商品を並べて、オープン前の準備をして、開店後は常に補充作業をしています。時には裏に回って商品を切ったり作ったりもします。休憩は90分連続で取れるので、しっかりと休むことができます。
——90分の連続休憩は珍しいですね!職場の雰囲気はいかがですか?
熊谷さん: 人それぞれという感じで、いろんな人がいますが、良くも悪くも一般的な職場という感じです。給料はちゃんと払われるし、休みもちゃんとあるので、特に問題はありません。
——プライベートでも変化があったとお聞きしました。
熊谷さん: 会社の人に誘われて野球チームに参加するようになりました。週1回ぐらい、近所の人たちと一緒に小学校のグラウンドを借りて草野球をやっています。部署を超えて誘ってもらって、とても楽しいです。
——野球チームですか!それは楽しそうですね。
熊谷さん: 小中高とサッカーをやっていて、野球は全然やったことがなかったんです。でも最近だんだん上手くなってきています。来週はソフトボール大会にも参加する予定です。
——お客様からのクレーム対応などもあるのですか?
熊谷さん: そうですね。野菜や果物が腐っていたという返品・交換の対応はよくあります。最近は写真を撮ってメールで送ってもらうこともできるので、わざわざ商品を持参していただかなくても対応できるようになりました。
——品質管理は難しそうですね。
熊谷さん: 見た目は良くても中が傷んでいることもあるので、怪しいと思ったらカットして中身を確認するようにしています。お客様に販売する前に、できる限りチェックするよう心がけています。
——実際にクレーム対応で大変なことはありますか?
熊谷さん: 電話でのお叱りを受けることもありますが、直接お客様のお宅に伺って謝罪することもあります。4個入りの商品で全部ダメだったというケースでは、お詫びの品も一緒に持参します。対面でお話しすると、お客様も理解してくださることが多いですね。
——それは大変ですが、誠実な対応ですね。
熊谷さん: 生鮮食品なので、どうしても品質のばらつきは避けられません。でも、それも含めてやりがいのある仕事だと思っています。お客様に喜んでもらえる商品を提供できたときは嬉しいですね。
今後の目標

——今後の目標はありますか?
熊谷さん: とりあえずサブチーフを目指したいと思っています。現在の職場は平均年齢が若くて、社員だと20代30代が中心なので、自分が一番年上になります。経験を活かして責任のあるポジションに就きたいですね。
——頼られる先輩的存在ですね。現在の職場での満足度はいかがですか?
熊谷さん: もう2年ほど働いていますが、特に転職したいとか不満もなく、安定して働けています。前職のような休日の呼び出しもないので、ストレスがなくなりました。
オイシルキャリアの評価

——オイシルキャリアの良かった点を教えてください。
熊谷さん: 履歴書や職務経歴書の作成から面接対策まで、本当に全部やってくれました。担当の葛川さんには面接のアポイントメントも取ってもらって、私は現場に行くだけという感じでした。
——手厚いサポートだったということですが、改善してほしい点はありましたか?
熊谷さん: 特にありませんでした。サポートが充実していて、1~2週間で転職が決まったので、とても助かりました。
転職を検討している方へのメッセージ

——最後に、転職を検討している方に向けてメッセージをお願いします。
熊谷さん: 転職を考えている人は、ぜひオイシルキャリアを使ってみてください。自分に合った道にまっすぐ進めると思います。スーパーの仕事も、やってみると自分の中で新しい発見があると思うので、好きなことをやった方がいいと思います。
編集部より
熊谷さんの転職体験談はいかがでしたでしょうか。異業種から食品スーパーへの転職成功、年収70万円アップ、そして充実したプライベートを手に入れた事例として、多くの方の参考になるのではないでしょうか。
オイシルキャリアでは、熊谷さんのように様々な経歴をお持ちの方の転職を、一人ひとりの状況に合わせてサポートしています。
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