#4 50代で青果市場に転職!労働環境を大幅改善した蒔田さんの体験談

#4 50代で青果市場に転職!労働環境を大幅改善した蒔田さんの体験談
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この記事の監修

監修者のアバター       葛川英雄      

水産市場の競り人、生鮮食品業界、人材業界で培った豊富な経験を持つ食のプロフェッショナル。現在は株式会社オイシルの代表取締役として、10年以上の業界経験を活かし、生鮮業界やスーパーマーケット業界の発展に貢献しています。

長年スーパー業界で働き続けてきた蒔田洋一さん(50代)。前職のコンビニ店長時代は月に2ヶ月近く休みなく働くこともあったという過酷な労働環境から、オイシルキャリアを利用して理想的な職場への転職を実現されました。

現在は市場で仕分け業務に従事し、残業なし・週休2日の環境で新たなキャリアをスタートされています。今回は蒔田さんに転職のきっかけから現在の職場での取り組みまで、詳しくお話を伺いました。

目次

自己紹介と現在のお仕事

——蒔田さん、まずは簡単に自己紹介をお願いします。

蒔田さん:名前は蒔田洋一といいます。転職を何回も経験していまして、これまでずっとスーパー業界で働いてきました。いろんな会社に行きましたね。直近はコンビニの店長をしていました。

悪いところもあれば、いいところもある会社もいろんな経験してきまして、それが今の会社にだいぶ生きていると思います。悪い面も良い面も経験したからこそ、こういう経験をしたから、ここまでは言ってもいけないとか、こういうことを身につけてきたというか。

——趣味などはありますか?

蒔田さん:今ちょっと余裕ができたので、これから探そうと思っているんです。今まではもう1日10何時間とか働いてきて、前職のコンビニ時代はもうほとんど休みがなくて、下手したら2ヶ月ぐらい休まず働いたりとかしていました。

元々スーパー業界にずっといたので、1日14、15時間ぐらい普通に働いていたんです。だからもう趣味という趣味は本当に何もなくて。

若いときは勢いがあったので、休みの前の日にボーリングとか行ったりしていました。20歳ぐらいのときはボーリングとかビリヤードとかそういうのが流行っていたので。

自慢じゃないですけど、一応プロもやりたいなっていうぐらいまで熱中していました。ハイスコアは268です。

——それは本当にプロを目指すレベルですね!

蒔田さん:プロのテストの状況をテレビで見て、午前中に30ゲーム投げるらしいんですよ。そのアベレージが190以上らしいんです。僕がその数字出したときは3ゲームやって1ゲームだけその数字で、あとはもうパンパンでした。

それで断念しました。でもビリヤードは友達と1回も負けたことないので、今度時間ができたらちょっと行きたいなと思っています。

転職を決意したきっかけ

——転職活動を始めようと思ったきっかけはどんなものがあったんでしょうか?

蒔田さん:やっぱり年齢的な体力と労働時間が長いっていうことですね。もうちょっと年齢的に楽したいなと思って。

前職のコンビニでは店長までやっていたので、休みの日も電話を気にしているっていうのがやっぱりちょっときつかったです。休みでも「誰々が急に休みって言われたんだけど、どうしますか?」って電話があったりするんです。

夜もバイトの方から「すいません、シフト時間に誰も来ないんですけど」とかっていう連絡とか。僕はオーナーじゃないのにここまで頑張らなければいけないのか…という疑問が生まれたりもしました。

——精神的にもきついですよね。

蒔田さん:それが一番きつかったです。今はもう本当に電話がないっていうだけで本当に気が楽で、精神的にやっぱりそこが一番変わりました。

今の会社はちゃんとで週休2日になっているので、予定が組みやすいです。「ここ2日頑張れば次は何曜日休みだ」って考えることができます。

オイシルキャリアとの出会い

——転職活動するときに、他の転職サイトなども利用されたんですか?

蒔田さん:一応、indeedとか見たりしたんですけども、たまたまInstagramのリールでオイシルさんのものが出てまして。それでスーパー業界専門と書いてあったので、気になりました。

実は応募する前から少し気になっていたんです。どうせならやっぱり業界専門のところで見た方がいいかなと思っていました。

年齢も年齢なので、まずは正社員で雇ってもらえるとは思わなかったんですが、入ってみたら僕が一番年上になりました。

現在の職場に転職してみてわかったんですけど、やっぱり若い子が育ちにくい環境なんですね。教育体制などはこれから整えていかないとまずいなと感じています。

だから僕は今までの経験上、自分から行かないと駄目だというのがあるので、自分からどんどん聞きに行ったりしています。本当に何も指示を受けていない状態で自発的に仕事ができています。

同じ時間ぐらいにいる人とコミュニケーションを取って、その人からまず教わっていくようにしました。結構いろいろと教わる中で、いろいろとコミュニケーションを取ることができるようになったのが嬉しかったです。

——自分から積極的にいかれたんですね。

積極的に行動をしたことが功を奏したのか、上司の方にもいろいろと気にしていただいてて「蒔田さん大丈夫?どう?」と気遣ってくれる方が多いんです。そういったところがちゃんとしている職場だと感じましたし、それがすごい嬉しかったです。

転職エージェントを利用するメリット

——転職サイトを自分で利用するのと、オイシルのような転職エージェントサービスだと違いはありましたか?

蒔田さん:やはり全然違いますね。今回初めて転職エージェントを利用しました。

やはりハローワークとかだと、正直言って、紹介はしてくれるけども、その後は「どうぞ面接行ってください」って感じで手厚いサポートはないんですよね。

以前にもハローワークの紹介で面接したことがあるんですけども、聞いていた求人情報や募集要項と違うところが結構ありました。

——それは大変でしたね。

蒔田さん:そのハローワークで10何年ぐらい前に紹介していただいたときは、ちょっと中小よりも下だったので、個人経営のスーパーだったんです。要は「俺のやり方に従わなきゃダメよ、あなた」みたいな感じなわけです。

「今のこのご時世だとこういう言い方じゃ駄目じゃないですかね。こういうやり方をやった方がいいと思いますよ」って言ったら、その意見も聞き入れてもらえませんでした。

——今の会社は結構いろいろそういう話も聞いてくれるんですね。

蒔田さん:だから今の職場は50代の僕にも親身になって対応してくれるところが非常に良かったです。

キャリアアドバイザーのサポート

——キャリアアドバイザー転職活動を行っていった中で、特にこのサポートはすごく良かったなとか、印象に残っているところはありますか?

蒔田さん:自分のこれまでのキャリアとかもいろいろ話を聞いてくれていただいたところです。ある意味愚痴じゃないですけども、そういう話を聞いていただくとほっとするというか。

だから安心して担当の方に任せて「この人だったら頼ってみてもいいかな」と思いました。

——面接自体は何社ぐらい受けられたんですか?

蒔田さん:面接を受けたのは今の市場だけです。

——そうなんですね!トントン拍子で決まったんですね。

蒔田さん:すごい運が良かったと思います。一応他の企業にも応募したのですが、やっぱりブランクが大きいということでダメでした。

僕も10年近くスーパー業界のブランクがあったので採用企業側からするとなかなか厳しい現状があったんだと思います。企業側から見ても若手を育てたいという気持ちはわかるので、しょうがないなと思っていました。

青果市場での業務内容の詳細

——現在の職場で、どういった仕事をされているのか教えてください。

蒔田さん:青果の仕分け表がFAXで流れてきまして、それを例えば「キャベツはどこどこの番号に5ケースとか10ケース」いう仕分けがメインですね。いわゆるフォークリフトで運ぶ仕事です。

——フォークリフトの免許も持ってらっしゃるんですね。初日から乗られたんですね。

蒔田さん:もちろん持ってます。でも、めっちゃ緊張しましたよ。しかも昔乗っていたフォークリフトとは違ったんです。

以前は「リーチフォーク」と言って、立って乗るフォークに乗ってたんですよ。やっぱり狭いセンターとかだとやっぱりそういうのを使うんです。

狭い場所だと結構小回りが利くので。僕は立って乗るやつの方が得意なので最初はなれる

——勤務時間はどんな感じですか?

蒔田さん:夕方の4時から25時までですね。

——残業はどういう感じなんですか?

蒔田さん:残業全然してません。もう8時間で帰れるんです。

——もう最高ですね!

蒔田さん:もう本当に公務員的ですよ。そんな会社って初めてなんで。

あとは母がちょっと体が弱くなってるんで、やっぱり病院とか予約できるんですよ。それがでかいです。予定がちゃんと作れるので。

新規事業への提案

——新しい取り組みに携わっていらっしゃると伺いました。

ええ、現在勤めている会社で新たな企画が進行しており、私もその一員としてアイデアを出す機会をいただいています。入社時の面談で、今後の事業展開について意見を求められるようなお話をしたことも影響しているかもしれません。

当時、面談担当者の方もまだ入社間もない方で、以前はコンサルティング業界にいらっしゃったと伺いました。会社としても、そのような経験を持つ人材を求めていたようです。

——具体的にどのような提案をされたのですか?

既存の強みや資源を活かした、新たな販売戦略を提案しました。会社の近くには、様々な商業施設が集まるエリアがあるので、それらを活用し、自社の商品を異なる形で提供できないかと考えました。

特に週末は、そうした商業施設に多くの人が集まるので、既存の設備や資源を最大限に利用し、より簡便な形で提供するスタイルが良いのではないかと提言しました。新規の出店には様々なハードルがあるため、現在の環境を有効活用することを重視しました。

転職を検討している方へのアドバイス

——最後に、オイシルキャリアの利用を迷ってる方や、同じような状況の方に向けて、転職活動のアドバイスをいただけますでしょうか?

蒔田さん:何回も言っていますが、オイシルキャリアの方は自分の気持ちをしっかりと聞いてくれます。自分がどういうことをやりたいか、どういう仕事をやりたいかっていうことをちゃんと伝えれば、おのずと自分にあった転職先を見つけてくれると思います。

企業と自分との間に入っていただくとすごい楽ですね。企業と直接だと緊張感もありますし、間に入っていただいたのですごくほっとできると言ったらおかしいですけど、任せられたのが良かったです。

今回担当してもらった方にも面接まで流れよく進めてもらえました。普通は直接自分で電話して、書類を出して面接を受けてから話を聞くみたいな感じですから。

仕事しながらだとやっぱりそういう部分が大変なので、こういう転職エージェントサービスというのはすごいなと思います。

蒔田さんの転職体験談はいかがでしたでしょうか。長年の経験を活かしながら、労働環境を大幅に改善された成功事例として、多くの方の参考になるのではないでしょうか。オイシルキャリアでは、蒔田さんのように生鮮業界での豊富な経験をお持ちの方々の転職をサポートしています。

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